Sunday, April 6, 2014

30歳という山の向こう側で

昨年、25歳を迎え30歳という山を見ながら生きるようになりました。

「人生はあっという間」
「人生は一度きりしか無い」


そんな言葉がハラオチして、
新たな人生を踏みだそうと考えたのは、昨年末のことでした。


2014年が始めってから4ヶ月が経ち、
1年の3分の1が過ぎたかと思うと、
時間が経つスピードの早さを実感せずにいられません。

シンガポールでの仕事がメインとなってから2ヶ月目に突入しました。
最初は持っていた旅行感覚での仕事気分は、今回の出張でスパッと消え去り、
この地に数年は腰を据えて仕事をするのだろうな…という実感も持ってきました。

海外で働くということは、
自分がかねてから望んでいたことであるので、
そういう機会をくれて会社には感謝をしていますし、
何より成果という誰にでも分かる形で、恩返しをしなければ!と
心から思っています。

とはいえ、
どの国であっても自分は数年で飽きるんだろな…
ということも感じていて、いずれの時かシンガポールという国をあとにして
異国の土地へまた働く場所を移すのだろうと感じてなりません。

それが自分らしい働き方であり、
それが自分の人生として正しいのだと考えるからです。


そんなことを考えると、
私は30歳という山の向こうでは何をしているのだろうと想像します。

「まずは30歳まででしょ!」

と数ヶ月前は言っていたのにも関わらず、
シンガポールに来てからというもの、
30歳近くのビジネスマンとお会いすることが多くあるので、
私の30歳という山の向こう側はどうなっているのだろう?と
考えずにはいられないのです。

(3月27日放送カンブリア宮殿より)


先日、カンブリア宮殿で『地方都市の再生』というテーマで、
高松丸亀町商店街のことを取り上げていました。

カンブリア宮殿とガイアの夜明けは、
基本的に毎週チェックしており、時に出演者の活動に共感し、
涙を流すこともあります笑。

今回についても、お涙を流してしまったわけであります。

少し話が変わりますが、
『涙を流す』
という行為は、とても神聖で大事なものだと考えています。

人はactor/actressで無い限り、
嘘の涙をなかなか流すことはないわけで、
そういう意味で涙は心の琴線に触れた証拠なのです。

したがって、
涙が流れた事象は、自分にとって本質的な何かであり、注目すべきことなのです。


話を戻して、
私はこれまでも『地方都市の再生』というテーマで扱われてきたものには、
涙とまではいかなくても目を熱くさせてくれるものがありました。

『これまでの負け組が、勝ち組に這い上がる』

というストーリーを自分でも創造したいと思う私にとって、
当該テーマはまさにやりたいことの一つなのでしょう。

30歳という山の向こう側は、
決して他人が決めるものではなく、私自身が設計するものです。

今回のことを受けて、
今まで『海外』『ビジネス』という選択肢に、
『国内で(もっと言えば地元の群馬県で)』『政治という立場から』
何かをするという選択肢が加わった気がしました。

30歳という山まではまだ5年ありますが、

「人生はあっという間」
「人生は一度きりしか無い」


というキーワードを胸に、
これからも人生設計を考えていきたいと思いました。


では!

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