問いかけておいてなんですが、ボクは読んだことがありません(笑)
ただ、中身を友達から聞いたことがあります。
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現在の20代を「ワンピース世代」、40代を「ガンダム世代」と呼ぶことから、この本は始まります。
「ワンピース世代」の皆さんは自由と仲間に価値を置き、「ガンダム世代」の皆さんは理不尽な組織に身を置きながらも、所属する論理に従って行動することに重きを置きます。
特徴として、「ガンダム世代」の方々は、終始ある組織の中にいる人間が比較的多いと言われています。なので、タテ社会の中での命令や要請に、どんなに苦しかったり嫌でも従い、その中で何とか解決していこうとします。
一方の「ワンピース世代」は、フラットな関係を好みます。ヨコ社会を意識し苦しい時は皆で乗り切ろうと頑張りますし、もしそれが理不尽で納得がいかない場合には他の組織へと移っていくのです。
さて、そもそも何でボクがこんな話を出したかと言えば、言うまでもなくボク自身が「ワンピース世代」の人間であり、その世代として主張をしたかったからです。
社会に既に出ている方にとっては、「こりゃ若気の至りだな・・・」と思われるかもしれませんが、ボクには2つの嫌いなキーワードがあります。
それは・・・
「部下」と「ご苦労様」
この2つの言葉に共通することは何でしょうか?
そうですね、上下関係を表す言葉ですね。
これから小売の商売人として数十人という人をまとめていかなければならないボクにとって、上下関係は不可避な存在です。正社員とアルバイトは、上下関係の最たるものでしょう。しかし、例えそんなシチュエーションになったとしても、絶対に「部下」と呼びたくないのです。
それでは、なんと呼ぶか。
それはもちろん決まってますよね。
これですね。
「仲間」です。
例え正社員とアルバイトだろうが、上下関係なんてありゃしないのです。あるのは肩書きだけ。チームを秩序立てるために肩書きが付与されますが、それ以外は別にかわることはありません。だって、同じ目標に向かっていく「仲間」なのですから。
「部下」と聞くと、どうしても自分が一番上(若しくは上)にいて、それより下の人を目標達成のために利用しているとしか聞こえないのです。そしてそれが、言葉や態度に出る。それがどうしても生理的に受け付けないのです。
「ご苦労様」も同様です。どうして一緒に同じ目標に向けて頑張っている人に、自分への直接的・間接的な利益をもたらした際に使用される「ご苦労様」を使えるのでしょうか。なんとも理解できません。
もちろん世の中、こんなキレイごとだけでは済まされないというのは知っています。
でも、少しぐらい夢を見てもいいじゃないですか。だって、「ワンピース世代」なんだから。
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