カンボジアに来て、早2ヶ月が経とうとしています。
つい最近「早1ヶ月・・・」と書いたばかりなはずなのに、もう数字が+1されてしまう・・・。一日、一日が本当に早いな〜とつくづく感じます。
さて、この2ヶ月間!
スタディツアーで来た学生やカンボジアに住んでいらっしゃる方などから、よく受ける質問があります。それはなにか。
それは、
①「なぜカンボジアに来たのか」
②「どうやってカンボジアでインターンをするチャンスを得たのか」
(③「カンボジアに来て良かった事はなにか」)
ということ。(③は、今回自分が書きたかったので加えました笑)
今回のブログでは、これらのテーマについて掘り下げてみたいと思います。
ただし書く順番は、③→①→②
という様にしたいと思います。
③「カンボジアに来て良かった事はなにか」
カンボジアに来て良かった事は、本当に様々あります。
物価が安いため、とてもリーズナブルに生活できることや、これから成長するであろう市場を肌で感じられる。海外の友人ができることや、都市と田舎の生活格差を学ぶことができる・・・。枚挙に暇がありません。
ただ、ここ2・3日で感じた最も良かったと思うことが一つあります。
それは、
「NGOや会社の経営者、大学教授、海外駐在の会社員」などといった、カンボジアにおいて最前線で活躍している方々の話しを聞いたり、考え方を伝授してもらったりすることです。
なぜ、そんな人たちと交流できるでしょうか。
人間というのは、仲間を必要とする動物です。一人では生きていけません。
だから、大学ではサークルや部活、学生団体などに所属して仲間を増やそうと努力します。それは社会に出てからも一緒のこと。やはり仲間を求めます。
カンボジアは海外ですから、当たり前ですが、日本ほど日本人は多くありません。
するとどうなるか。
そう。日本人同士で集まるんですね。そして、それが非常にバラエティ豊かなメンバーになるのです。ちょっと日本人の集まるカフェや飲み屋に行けば、いつでも会えます。日本ではありがちな、「エリートのみの集団」的なのは、聞いたことがありません(あるのかもしれませんが・・・)。
つまり、言ってしまえば誰でも参加できるということ。
そこで聞ける話は非常に貴重です。
・経営者であれば、これまでの事業で大変だったことや日頃の悩みなどを聞かせてくれます。「自分はこういうことがしたい!」というのがあれば、的確なアドバイスをくれます。
・大学教授であれば、研究テーマや日本の大学について愚痴を交えて教えてくれます(笑)。
・海外駐在の会社員であれば、当人が所属する会社の海外事情を詳細に教えてくれますし、駐在員のプライベートなども聞くことができます。
こんな機会、日本にありますか?
少なくとも私はすべてを経験したことはなかったですし、やろうとしても2ヶ月というタームで実行するのは、アポイントやらのことを考えると難しいことなのではないでしょうか。
そんな経験をさせてくれるのが、ここカンボジアです(もちろん、他の国でも可能でしょうが・・・)。そして、まさにこれこそが、今私が思う「カンボジアに来て良かった事」なのです。
仕事ももちろんですが、こういう交流がとっても楽しい! |
①「なぜカンボジアに来たのか」
この話は、詳細に話すと20分以上かかるので、要点をまとめて書きたいと思います。
「カンボジアで働く」「海外で働く」
という軸は、インターンを選ぶ際にはあまり重要ではありませんでした。
いや、意識はしていましたが、少なくとも第一位ではなかった。これは間違いないです。
それ以上に大切にしていた軸がありました。
「生まれた境遇で生ずる機会の格差をなくすこと」
農村の子がPCを使えるようになったら・・・ |
(その会社には行きませんでしたが、今でもその方には本当に感謝をしています)
インターンを探すときも、この軸がNo.1でした。
とにかく、団体の活動として「生まれた境遇で生ずる機会の格差をなくすこと」をしているところでないとダメでした。この目で、目の前にいる機会の格差を持って生まれた人々を認識し、なんとしても助けたかった。それしか頭になかったのです。
そんな団体を探したら、3つありました。
日本に2つ。海外(カンボジア)に1つでした。
その時に
「カンボジアで働く」「海外で働く」
という軸の登場です。
刺激がほしい。
カオスを感じたい。
それには日本では不十分でした。
入社してから海外での勤務を希望している私にとって、
よい事前勉強になるだろうとも思いました。
そんなこんなで、カンボジアでのインターンを決意したのです。
②「どうやってカンボジアでインターンをするチャンスを得たのか」
私は、ETICというNPO法人を利用しました。
(http://www.etic.or.jp/) |
この団体は、ベンチャー企業やNPO法人に対して、学生のインターンを斡旋している団体です。インターン開始後もメンターが付き、定例のフォローミーティングを開催してくれるので、非常に安心できます。また、同じ時期にインターンをする仲間もできるので、横の繋がりができるのも◎だと思います。
海外インターンというと、あまり募集口が多くない気がしますがそんなことはありません。しっかりググれば(Googleで検索すれば)、出てくるもの。AIESECなどの学生団体を活用するのも、一つですよね。
(カンボジアのシェムリアップでのインターン例)
・カンボジアクロマーマガジン
(http://krorma.com/magazine/recruit/) |
・クルクメール
(http://krukhmerprojuct.jimdo.com/join-us/) |
「海外のインターンなんて・・・」と思わずに、まずはタイピングしてみて下さい。
好奇心が旺盛なあなたなら、きっとくすぐられるはずです。
あとは、一歩を踏み出すかどうか。
みなさんなりの、海外インターンの楽しみを見出してみてはいかがですか?